①Fabfilter Pro Q2
世の中の人がスマホを持つようになって久しいが、DTM界EQ部門ではこちらが普及した。
俺もセールを待ってしぶしぶ使ってみたが、確かに良いプラグインだ。
何がいいかって、とにかく使いやすいこと。
俺はMac環境でトラックパッドを使っているが、Q変えるときとか二本指でスイってスライドさせれば済むからね。この操作ができるEQは少ない。
あとは帯域別のリスニング機能が良いよね。昔はそんなのついてるのはなかった。
こちらがシェアを占めたため、様々なメーカーからProQ2を真似たプラグインがたくさん出ているほどだ。
音も悪くはない、ナチュラルだ。
「EQの基本はカットのみ」という人もいるが、自分は結構ブーストもする。
EQそれぞれの味があるからね。
個人的にはOxford EQの方が音が良い印象があるけれど、使いやすいからこちらを使用。
(OxfordEQはカットしたときも効果が分かりやすいね)
もう少し安かったらいいのにねえ。
②Waves REQ
使用頻度はかなり減った。
けれど数年前までは「音がナチュラル」で安価なプラグインといえばこれだった。
本当にお世話になりました。
今でも音は悪くないから、使うことはしばしば。
今使うとあんまり直感的には操作出来ないなって思ってしまう。
あとQ幅をそんなに変えられないのは残念だ。
③SlateDigital
「NEVEの1073は挿すだけでかっこよくなる」なんて言葉を誰かが言っていた。
おそらくそれは実機の話であろう。
こちらもコピーモデルが様々出ているけれど、価格面や他バンドルの兼ね合いからVMRのものを使用。
結局微調整のように使っているが、ハイシェルフでブーストした際の音のきらびやかは特徴が出ていると思う。
質は悪くないと思っていて、プラグインとはいえど独特な荒さが出ると思う。
ギターのバストラックやボーカルに使用したりする。
お金がある人は実機を使った方がいいでしょう。
俺は買おうと思ったんだけど、どれを見ても15万は超えてくる。
15万円あったらあなたは何をしますか?俺はそこまでかけられませんでした。
④Waves Q10
これは俺が初めて使った有料のEQプラグインだ。
安いし軽いし、10個もかけられる!すごい!
・・・今となってはさらに出番が減ったね。。ブーストすれば顕著で音が悪いように感じてしまう。
ただしなぜここで載せてるかというと、上画像のようにQを100にしてノッチEQのように使える。
fabfilterでもノッチEQは使用出来るんだけど、使い分ける目的もあって俺は使用している。
使用場面はギターとマスタリング時だ。
何カ所か倍音が集まるところを3〜6dbほどカットする。
このやり方をすると「曲が生きた感じがしなくなる!」なんて怒る人もいるが、素人DTMerが曲の完成度を上げるためにはとても有効な使い方だと思う。
⑤Plug&Mix Pro E-Max
マニアックなメーカーだろうけど、製造元はNomad Factory。
あまり多用する機会はないけど、ボタン一つでモードが変わるのでリニアフェーズEQとして使っている。
マスタリングトラック等で使用。
ProEQ2のように帯域別リスニング機能も付いているが、残念ながらあまり性能は良くない。
だけど右下にエキサイターがついていて、ホントに微調整する際は楽でよい。
音としてもまあまあだと思う。カットでしか使ってないけどネ。
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