普通に振る舞いたくてもね。
毎日のように不安のピークが更新される今の世の中で、このなんとも言えない感じは震災のときと似ている。
国へのヘイトが溜まり、各所で炎上が起こり、多くの人が疲れているだろう。
かくいう俺も、あまり言いたくはないのだがウンザリした日も多々あるし、ウイルスへの不安に怯えた日もあった(発熱したりしたから)。
今の自分には何が出来るだろうと毎日考える。
一般人でありアーティストを気取る自分だ。
なんだか同じようにアーティストをやっている人たちの発言を見ると、正直国の対策への主張が目立つ気がして、果たしてそれは建設的なのだろうかと思ってしまうのだが、このブログで御託を並べたいわけではない。
一般人として、当たり前の予防を行っていく。
一人で怖い想いも抱えたから、その想いから周囲にも働きかけていく。
家族や同僚にも改めてこの現状を深刻に捉えようと提案した。
これくらいしか出来ることがないが、当たり前のことを当たり前に行うことが誰かを救える道となるかもしれない。
そう思っている。
アーティストとして何が出来るだろうか。
俺には発言力もないし、今の世の中を的確に揶揄するほどの知恵もない。
正直なところ、「余計なことを言わない」くらいのことがお似合いだと思っている。
しかし仮にも表現者だ。
どうあるべきか考えたら、結局純粋に表現していることこそ正しいあり方なんじゃないかなあって思う。
どの音楽バンドも今やライブなんかは自粛モードで仕方ないと思うが、そんな中で何か新曲出したりライブ配信あったりするとファンは物凄く喜んでるものじゃん。
その裏にはいろんな葛藤なんかがあると思うんだけど、一ファンからすればそれだけで充分だと思う。
アーティストってのはそれくらいシンプルで中立的な立場にいる方がいいと思っている。
俺くらいの人間でも、嬉しいものは嬉しいと、悲しいことは悲しいと表現するくらいは許されると思うし、これが俺のあり方だとも思っている。
俺は今後ガタガタ言うつもりもないし想いは出したくない。
変なチャリティーを企画するつもりもない。
想いを出すなら一音楽家らしく出していきたいなと思ってます。
ホントに些細なことだけど、気持ちを歌にした。
今回はあえてカバー。
その方が伝わるかなあって思ったし、やっぱり伝えたい気持ちはあるのだろう。
混沌とした世界で、一瞬でいいので同じ気持ちを共有出来るように、生きていこうな。
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