〜眠るそのときまで羊は寄り添う〜
どうも、w-mのいしはまです。
レビューが続行出来ていて嬉しく思っている。
なんたって最近はみんなの音楽に救われているからね。感謝してます。
超余談なんだけど、感謝の気持ちって大事ですよね。
人への感謝も大切なんだけどさ、飼っているペットに感謝したり、陽射しの気持ちよさに感謝したり。
なんでもいいんだけど、「ありがとう」って心を持ち合わせることは気持ちがいいことのように感じます。
みんなは最近なにかに感謝、してますか?
俺はこのアーティスト様に感謝しています、不安な夜を誤魔化してくれたから。
(Vol.10・・・2019/2/11)
Hitsuzi氏。
どんなアーティストか、あえてTwitterの自己紹介文を一部引用させて頂く(一目瞭然なので)。
すなわち、「Lo-FiなEasy listening的」な音楽制作をされており、「眠れる曲」を目指して作っているお方。
聴いて頂ければその意味は一瞬で理解出来ますが、本当に心地よい音を奏でるアーティスト様です。
俺からすればアンビエント要素もたくさんあるように感じるのだが、それこそローファイなノイズとシンプルなビートも相まって聴きやすい。
1曲の長さは1分〜せいぜい3分ほどと短い。
こういった音楽を聴いたことがない方でもおすすめできます。
上記のことがホントにポイントなんです。念頭に入れて頂けると幸甚の至りでござる・・・。
百聞は一聴にしかず、まずは各社サブスクリプションでも展開されているアルバム「lest」から1曲ご紹介。
M2の「Ferris Wheel」を紹介。
この曲はしばしば俺の寝るときの子守歌なってくれる切なげな曲であり、完全独断チョイス。
確かに眠るときにかけるには最適のサウンドでもあり、起きるときの目覚ましとしても気持ちよさそうである。
多くの曲でポロリポロリと奏でられるピアノやギターが心地良いのだ。
サウンドは多様で楽器に縛りはないけれど、結構特徴的なのは鍵盤楽器をリバースさせた音色だ。
良い味を出している。
またほとんどの曲がローファイに処理されており、ビートが入っているから「1曲」として聴きやすい。
先ほどから「聴きやすい」という言葉を使っているが、正直俺はあまりこういったジャンルの音楽を聴くことがなかったわけなんです(恐縮ながら・・・)。
何が伝えたいかっていうと、ロック畑にいた自分の音楽性を広げてくれたアーティスト様でもあります。
正直な話、俺はHitsuzi氏を軸に他のジャンルへ嗜好を広げることが出来たように感じる。
事情ありけりで、この1stアルバムをそれぞれ詳細に語れないが、このアルバム全般にいえるのは割とダークな作風にも聞こえるところ。
そこがまた俺の嗜好をくすぶった。
好きな曲は他にもあり、M1「hello」、M3「sketch」、M4「one」、M6「polca dot」と、まあ正直全部良い笑。
是非通して聴いて頂きたいアルバムだ。
さて、先ほど1stアルバムの紹介が短めになってしまい申し訳なく思う。
というのも、2ndアルバムがSoundcloudにて公開され、そちらももうじき各社サブスクリプションでも聴けるようになるとのこと。
ということで早速俺は2ndアルバムをSCよりDLしたので、新作「view」についても語っていきたいと思う(事情ありけりとはこういうこと)。
上に貼った曲はM1の「morning view」。
こうした明るめだけど切なめなコード進行もいいですね。
個人的な印象としては、1stアルバムよりは少し穏やかに浄化されたサウンドな印象を受けた。
もちろんHitsuzi氏らしい音は良い意味で変わりなく、前作の続きともいった感じだ。
M8の「night view」もM1「morning view」とは違った景色が見え、「こんな1日を過ごしたのかな」なんて想像してしまった。M8が一番好きだ。
まだ聴き始めて間もないが、こちらも通して聴いてずっと心地よい気持ちでいられること間違いなしだ。
特に気に入ってきている楽曲はM2「Image」、M7「Forget」、M8「night view」。
うおー全部聴いてみてくれ!今作もコンパクトにまとまっているので!
ということで、今回も簡単で稚拙なレビューをさせて頂いた。
あと同じギタリストから言わせてもらいたい、ギターの入れ方やリフがもうホントに「ちょうどいい!」って感じで!
リフを繰り返し弾くパターンが多いのだけれど、絶妙な感じがします。
何より冒頭に書いたように、いろんなルーツを持った人でも聴いていて心地良い音楽だと思う。
「イージーリスニング」ってワードを使うことを迷うことがしばしばあるが、付け加えれば「ヒーリングミュージック」でもあると思う。
いや、俺も「ヒーリングミュージックってなんだよ」って感じで理解してないんだけど、とにかくここには癒しがある。
人によってはいつぞやの原風景を見るかもしれない。
ローファイ感の良さも教えてくれた・・・自分にとっていろんなことを教えてくれたような気がしていて、勝手ながら感謝しています。
是非、2ndアルバムの早期のサブスク展開も期待したい。
最後になるが、Hitsuzi氏はサウンドクラウドを大いに活用しており、他にもいろいろな楽曲があるので、気に入って頂いた方はそちらも隅まで洗ってみることをおすすめしたい。
ダウンロードは出来ないが、また違った作風のものもあって面白いですよ。
最後に、「俺的おすすめコレ1曲」にて新作のラストの曲「night view」をのせてお別れ。
ご一読ありがとうございました。
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