なんだかどこぞのアフィリエイト狙いの記事のようだが、ただ単に使用感に感謝しているので書いてみる。
曲を作られる方は参考にしてみてください。
特にリンクは貼らないので、いいなと思った方は検索してみてね。
音楽は基本的にiMacで作っていて、1曲に対し毎度取り憑かれた如く、何度も音を調整・確認しています。
いわゆるモニター用スピーカー/ヘッドフォンを使っていて、リスニング用のものと違い、良くも悪くも原音に忠実な音が鳴るものです。
ちなみにスピーカーはFOCALのCMS 40、ヘッドフォンはSONYのMDR-CD900STとFOCALのLISTEN PROを使用してます。
さて、これは結局自分用に整えられた環境なので、ある程度曲の形が整ってくればリスニング用に合わせた調整も視野に入れていくものです。
最近じゃスマホで聞く環境が普通なので、iPhoneのスピーカーから、イヤホンから、ヘッドフォンから。
要は携帯の環境下・リスニング用イヤホン/ヘッドフォンの環境下でのチェックも重要ということです。
そんなときに手軽で使いやすいアプリが「OPlayer」というものでしたので、今回はそちらを紹介します。
OPlayerは基本的に無料で使えます。
他アプリもいろいろ試したのですが、こちらが一番と思い、最近は300円ほどお金払って広告を外しました。
このアプリの良いところは「普通」でありつつ実は便利機能が嬉しいって点です。
以下のような特徴があるアプリです。
①スマホへの音源移行が楽
デモを調整しては携帯に音源を取り込むのですが、これが結構面倒だったりします。
デモの段階だと何度もスマホに入れ確認しては消し…なんてこともよくあります。
自分はiPhoneを使用してますが、毎回iTunesに取り込み「ミュージック」に入れるのは面倒…。
裸のmp3をそのまま「ミュージック」に投げ込むことが出来ないわけです。
OPlayerは直接mp3を入れることができますので、DropboxやGoogle Driveなどにファイルがあれば音源を入れることができます。
自分はもっと手軽に、PCからAirdropで曲を送って入れています。
②クラウドアプリで聞くよりもロードが早い
先ほどDropboxなどを例に出しましたが、もちろんクラウドアプリ上でも音源は聴けます。
OPlayerでもクラウドのデータを読み込むことができますが、自分はそれを使いません。
オフラインモードにしないと再生するのに時間が数秒かかるんです。
これが微妙にストレスで。
OPlayerに直接取り込んでしまえば、ロードの時間は必要ありません。
③プレイリストが作れる
ここまで書いたことだけでは、まあクラウドアプリでそのまま使えばいいと思うかもしれません。
ただ考えてみれば、デモ音源とは他の自分の曲だったりリファレンスの曲とも比較する必要があります。
モニター環境だけでなく、リスニング環境でも大事だと考えます。
とても普通の機能ですが、OPlayerではプレイリストを作ることができるので、一連の流れで曲を聞くことができます。
意外とプレイリスト機能がないアプリもあったり、機能自体はあってもクラウドアプリのフォルダをプレイリストとして扱うものなどありました。
上述の通り、クラウドからの読み込みにはロードが必要になるため、通して数曲聞く上ではその時間が気になったりしてきます。
やはり直接曲を取り込めてこそプレイリスト機能は気持ちいいと感じています。
④曲の特定の部分をマーキングして繰り返し聴ける
OPlayerにはAB機能があり、A(始点)とB(終点)の位置を決め保存しておくことができます。
曲中の2:01〜2:33の部分、3:04〜3:12の部分など、複数保存しておけます。
これは歌詞や上物フレーズ追加案を考えたりする上で便利な機能で、同じ場所を繰り返し聞きたいって時にワンクリックで移動してくれるんですね。
このアプリを使用し始めた当初は本機能を使用しませんでしたが、割と便利な機能です。
特定箇所を耳コピしたい、なんてときにも使えるかもしれません。
⑤再生速度を変更できる
制作中の曲のテンポを変えて聞いたら「雰囲気が変わった」「こっちの方が良い」となることもあるかもしれません。
その他、先ほどと同様に特定の部分を耳コピしたいときに使えますね。
そんなに使用する機能ではありませんが、何気に嬉しい機能です。
ロケットボタンを押せば速攻で調整できます。
これについても、他アプリなんかだと一度曲をロードしてから使う必要があるものが多いですが、このアプリではロード不要です。
⑥音質が普通(独特なイコライジング等は効いてない)
音質の良し悪しは一概に語ることができません。
使用するイヤホン/ヘッドフォン、場合によっちゃその人の耳のコンディションで全然違ってきますから。
そもそも音質とは使用するアプリによって異なってしまうもので、Apple MusicとSpotifyの音質が全然違うなんていうことは有名な話です。
Spotifyは音が独特ですよね…(まあ使用感から自分はSpotifyユーザーなのですが)
OPlayerの音質としては、「他アプリと大きく変わらない」と感じており、それも大きな特徴です。
音感触はApple MusicやAmazon Musicと近い印象で、そんなにアプリの音作りの色が強くないということですね。
あくまでこの耳で確かめた感じで書いてますので、気になる方は無料版入れて試聴されてみてください。
以上です。
そんなもんでデモを聞く上では一番有難いと思っています。
安心していろんな種類のイヤホン/ヘッドフォンで試聴できます。
これは製作者向けたアプリだったのか分かりませんが、とても使いやすいので有料の価値ありと判断しました。
普通にバンドマンにもおすすめですね。
なんか他にも機能あったり、動画見る機能とかもあるみたいですが、そちらは使っていません。
他にも良い機能があれば教えてくださいね。
ありがとうございました、あなたの制作の一助になることを願って。
-今日のおすすめの1曲-
This Is Usually The Part Where People Scream - Alesana
-コメント-
エモスクリーモが流行ったときにいろんな形のバンドが出てきたけど、このバンドはとてもバランスが良い。
テクニカルさ、スクリーモの種類、メロウさ、美しさ。
懐かしくなったので今日のおすすめとします。
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