こんにちは、いしはまです。
麗しきこの季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
俺は最近はよくレッチリやthe musicを聴いています。
さて、3/23に3曲入りEPをリリースいたしました。
「愛と憂鬱」というリード曲が入っていて、10年以上前からリフ歌詞ともに構想があったものを曲にできました。
ストリーミング配信の各種プレイリストにも入れていただきたくさん聴いていただき、ありがたい限りです。
MVも出したので見てみてね。
今回はハンドメイドな作品だったけど、絵コンテとか作って事細かにシーンを決めてみたら、非常に満足のいく映像になりました。
「愛と憂鬱」の楽曲としては色々と詰め込んでいるので、一言でここが良いですっていうのが難しいほどです。
イントロはファミコン音からですが、厳密にはファミコン時代には3和音(+1)しか鳴らせないので、あのイントロはスーファミ風なわけであります。
変拍子にしつつ終始動くギターリフ、カッティング、ベースとドラムのグルーヴ、インパクトのありそうな言葉。
やりきったという感じです。
歌詞は夏目漱石の「こころ」から着想を得たというか、現代に落とし込んで書いたつもりです。
過去のリリースに「リバーシブル」「色即是空」といった言葉を使っていますが、これも同じくでほんとに自分らしいテーマを体現できたと思います。
よもや話で、MVでは将棋を指していますが、右四間飛車と穴熊の戦いにしてみました。
2曲目は「雨の人」という曲。
最後までタイトルは「フィルター」と迷いましたが、そっちよりもカッコ悪い言葉だったので採用しました。
今のところ百発百中でアニソンっぽいというコメントをいただいております。
捻らずにストレートな曲にしたくて、殺傷感のある曲を目指したのですが、想像よりは鈍臭い曲になりました。
それもまたらしいかなと満足しています。
イントロのギターは2本のギターで録っていますが、実はライブで再現することを考えたとき、1本でも音を損なうことなく実現可能なところがポイントです。
良いリフは無駄がないのですが、そういったところは工夫して練り込んだかなと思います。
3曲目は「ああ、無常」。
タイトル自体は童話の「ああ無情」とかけていますが、なんだかより悲壮感が伝わる言葉ではないでしょうか。
この曲では移り変わる世の中に対して嘆いているわけです。
とは言っても、人生悪いことだけじゃありませんし、毎日ハッピーな頃もあるかもしれません。
問題は心のベースに虚無感があるとき、ふと我に返り、時の流れを恨んだりするわけですね。
そんな時に何がいいのかを考えた歌になります。
一般的には刹那的な思想は悪とされていますが、俺はそこにすがることがエマージェンシーへの回避手段だと思います。
そしてその刹那をどう感じられるかが大切なのかなと思っています。
そんな感じで色濃い3曲が出来上がりました。
とにかくリード曲が満足な作品です。
次はGWに会いましょう。
溜め込んだ曲達の開放が待っています。
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