〜みんなが求めるオルタナ×女性ボーカルってこれだよね〜
はいこんにちは、いしはまです。
今年は台風や雨の災害が続いてしまって早い復興を祈るばかりです。
こちら東北は珍しく雨が少ないけれど、なかかなじめじめしている。
早くからっと清々しい日が来てものである。。
さて今日は超オススメしたいグループ。
個人的に、かねてよりファンでもあったのですが、この度ご紹介頂ける許可も頂き感激です。
梅雨明けを臨む人も是非、このちょっと「陰鬱な透明感」を味わってみませんか?
(Vol.5・・・2018/7/30)
空色ナイフさん。
「ユヤの詩的世界観を背景とした、日々の憂鬱や焦燥を切り開くような音楽をテーマに活動するオリジナル音楽創作サークル」(公式ホームページより)
同人サークルなのでアルバムごとに楽器隊が変わっているが、現在リリースされているアルバムとEPでは一貫してユヤ氏が作詞、めらみぽっぷ氏が歌という構図をとっている。
またこの中心とも入れるユヤ氏はいくつかの楽曲にてベースとして参加している。
空色ナイフさんも様々な楽曲があるのだが、ザ・オルタナギターの音は超好物だし、透き通る歌声の融合はまさに夢のような組み合わせだ。
テーマにも書いてあるんだけど、アルバムの方は特に鬱々としていて良い感じなんだよなあ。
まずは1曲、アルバム「SIRENS」のリードトラックをご試聴頂きたい。
イントロからかっっけええええええ!
多分好きな人は「あーコレコレ」って感じになると思う。
こういうアーティストは今なかなか存在しないから貴重ですね。
楽曲の良さと楽器のアレンジはさることながら、ミックスも聴きやすいかと思う。
終始動き回るようなギターとベースが丁寧に絡み合っている。
悲しげな歌詞に対して感情が乗っているボーカルの歌もしっかりマッチしている。
で、俺はやはりギタリストなのでこのギターにやられてしまった。
参加されている松本文紀(Metrowing)さんは本アルバムのギターの他、ミキシング・マスタリングも担当。
そして何を隠そう、ゲーム「素晴らしき日々」で楽曲を担当されていた方でもある。
その時からオルタナティブなギター弾くなあと思っていたのだが、こうした揃えられたメンバーで彼のギターを聴けるのはなんたる僥倖。。
他にも多くの楽曲でギターとして参加されているnienu氏とJ-shi氏。
彼らの誰がリードギターなのかは情報がないが、どれも粗がなく素晴らしいアレンジだ。
この曲以外も結構暴れ放題の弦楽器隊で、ギタリストとしては面白い限りである。
このアルバムで俺が一番好きな曲は「夏の雨」(M4)って曲なんだけど、コード進行もギターのフレーズもよく考えられたななんて思ってしまう。
あとは「月と青猫」(M7)も同様の感想です。
イントロから飛ばしてくる「LIVEWELL」(M2)、「リドルストーリー」(M3)、ハードロックナンバーの「空色」(M6)、叙情的なインストの「螺旋上のアリア」(M5)、そして泣きメロである「叫びと祈り」(M8)と、最後まで捨て曲はない。
他の曲も世界観が固まっており、この1曲を気に入って頂けたのなら他楽曲も好んでもらえるだろう。
オフィシャルチャンネルにてトレイラーもあるので試聴して頂けたら幸いです。
2017年の春に発表されたのは5曲入りのEP(うち2曲が新曲)。
こちらを聴くとまた印象が変わると思うが、なんとも爽やかな音!
バンドサウンドから枠を超えて、壮大でとても聴きやすい曲となっている。
(全然似てないけど、初めて聴いたとき橋本みゆきの未来回帰線を聴いたときと同じ爽やかな気持ちになった・・・)
演奏面ばかり言及していたけど、歌詞もとても綺麗で聴きやすく置かれている。
自分でも歌詞を書いているとき、言葉の置き方(譜割り)を意識するわけだが、とても考えられているのかメロディとのシンクロ率は100%だ。
あと詩ならではの色や風景の表現が多く出てくるのだが、全く聴きにくいことはない。
きっとめらみぽっぷ氏の歌声が聴きやすいからということも後押ししているだろう。
1stアルバムでは過去や現実・未来における葛藤の闇を表しているように感じるのに対し、EPは少し前向き。
過去にあった何かを振り払うかのようなサウンドで、少し前に歩み出したことを教えてくれるような1曲だ。
さて、このHPでは基本的にアルバムをリリースしているアーティストを紹介している。
ついファンだからEPの方まで言及してしまった。
音楽性が違うからEPを聴いて戸惑った方もいるのか分からんが、俺的にはこれも超GOODだ。
やっぱり楽器が面白いバンドやグループが好きだな、俺は。
空色ナイフさんについてはM3が主な新曲発表のようで、今年は新リリースがある(?)のか分かりませんが、M3へは参加される予定のようです。
次の作品が待ち遠しいですね。
楽曲については各種ネット通販ページで買えるのでチェックしてみてください。
最後にお別れの1曲はEPより「涼風少女」(M2)。
ギター最強で大好きです。バンド・ハイスイノナサのような超絶フレーズ。。
こちらはnienuさんが担当しているようです。
オルタナ好きには是非聴いて欲しい。
・・・俺は実はオルタナ好きってワケじゃないんだけどね、はまっちゃった!笑
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