高層ビルの光は夜の鼓動を高めた
悶々とした世界も眩しさで騙そうぜ
孤独を隠して 好きなことだけ見つめて
傷作るのもやめた そんなあなたを強く思う
小洒落た街並み 地下室は別世界だ
こんなところで一瞬を紡げば何か分かるのかな
踊りたくない 踊りたくない
冷めたフロアでは腕も上げない
刹那的なあなたのそのダンス
そればかり目がいくけれど
外は息苦しい 歩くのにも一苦労
寒空を見上げれば心も少しは晴れるかな
生きるのをやめたい 人間じゃなきゃ良かった
そんなこと言いながら今を二人で分かち合うよ
僕らは何にもないけれど
明日をやめたりしないのさ
踊りたくない 踊りたくない
煽られて気分は落ちていく
これ以上ないあなたの笑顔
なんでか切なく堪らない
踊りたくない 踊りたくない
気分が良くても踊りはしない
派手な照明が照らす刹那
身体は揺れ始めそうになっていた
今宵の酒 飲み尽くしたい
久々にウォッカのカクテルで
全て投げ出して全て忘れ
あなたの虚しさに埋れたい
踊りたくない 踊りたくない
だけどあなたと一緒がいいね
お金も時間も溶かすように
世界が渦巻いて行けば
混じり合うのかな
高層ビルの光は夜の鼓動を高めた
悶々とした世界も眩しさで騙そうぜ