それぞれの生活にふと触れて
僕なんてちっぽけな一人だと知った
消え去ってしまって泣いてくれるのは
いつだって心の中の僕だけだ
少しだけ 少しだけ
自分を悪者へ
仕立ててなんだかホッとしている
そうやって見上げた月
変わらず綺麗だぜ
誰かの言葉みたいで胸に押し殺したんだ
それぞれの生活にふと触れて
僕なんてどうあってもいいと許した
こんなにも小さな島のせいで
世界まで小さなもんと騙された
本当は 本当は
逃げ出したいけれど
見てみろよ 人々は大したことないさ
そうやって見上げた月
変わらず綺麗だぜ
つまらないこの心も誰一人気にしないんだ
今宵も計り知れぬそれぞれの生活
たまにイカれそうにもなるんだ
ちっぽけな僕のせいで
そうやって見上げた月
変わらず綺麗だぜ
我思う故に我ありさ
どうだって気にしないんだ