〜This is Japanese Pop〜
こんにちは、w-m のいしはまです。
記念すべき(?)第2弾のレビューを行なっていきます。
誰かに届けば、何か広がればと思っている。
今回もカッチョイー人達です。
(Vol.2・・・2018/6/8)
akaiaiz
・HP
ご紹介するのは大野ソウ氏、山口ノリコ氏の二人組ユニット、akaiaizだ。
失礼のないように言わせて頂きたいが、知る人ぞ知るアーティストなのではないだろうか。
というのは、彼らについては情報や露出が少ないのだ。
ネット上で活動している多くのアーティストはHPやSNS上で自身のプロフィール/人間性をある程度晒しているものだ。
そうでなければ数多もの情報量の海の中で埋もれてしまうに違いない。
以前別の記事でも書いたのだがYoutubeに「オリジナル ロック」などとタグ付けしても目に止まらないのだ。
そんな中で黙々と動画サイトに新曲を公開しているakaiaizは、音というもの以外の情報が皆無に等しかった。
今の時代、SNS等を用いて「拡散希望!」とお願いする人達がたくさんいる中で、彼らは森の奥でひっそりとしているかのような印象だ。
俺はこんなアーティストを偶然見つけてしまったことに優越感を感じている。
まず好きな曲を一曲貼らせてもらう。
超絶かっこよい。
そして何より聴きやすく、キャッチーなメロディやフレーズが乗っている。
俺は典型的なロック畑の音楽を聴いてきた身だ。
他アーティストと比べて言葉を並べることが難しい。
そんな人間にも分かりやすく伝わる音の魅力はどこから来るのだろうか。
月並みだが、Björkをより日本人へ聴きやすいものへ昇華させているように感じだ。
曲はどれも流れるように展開され、メインメロディもほぼ存在するので飽きさせる要素は少ない。
シンプルに聞こえる音数もクライマックスに向けて広がっていく。
前回はMois氏を紹介したが、同じくカタルシスを感じるアーティストだと思っている。
サビという概念が好きな日本人。
悪い意味ではなく、わかりやすい音楽が好きなのだ。
Youtubeの説明欄に一言記載されている「this is japanese pop」とはそのような意味なのだろうか。
ここでつい先日公開された新曲も貼らせて頂こう。
こちらは他の曲と比べて更にポップに仕上がっているような印象だ。
ポップ=大衆音楽といった意味では、非の打ち所がない。
所謂世の中に溢れる歌よりも、誰でも受け入れられる要素があると思う。むしろ、受け入れられない要素が少ない音楽性と言った方が正しいか。
(とはいうものの、メインストリームになり得るかは当然別の話である)
歌詞も注目してみるととても独創的な世界観だ。
「モラルからニューセオリー 静寂を切り裂く服従
マグノリアから超えてセイハクジの空 」
こんなにも日常では聞き慣れない言葉が並んでいるのにクールだよね。
きっと山口氏の声の説得力もあるのだと思う。
この声で「トリセツ」のような歌詞は歌ってほしくない。
いや、むしろ神秘的なのでそれもありかもね。
こちらの記事では紹介しきれないが、結構ダーティーな曲もあって一曲一曲の個性も感じられる。
俺の好きなダウナー感も満載だ。
歌詞なども見れば、ナディアの侵攻って曲なんかはセカイ系っぽくて好きです。
さて、こちらのakaiaizについて検索するとサマソニ関連のページもヒットするが、どうやらまだライブ経験もないとのこと。
にも関わらず、すでにレコード会社から何社かお声がかかっているという。
すげえな。
今年中にはフィジカルCDとして物流させる予定とのことなので、今後の活躍に期待したい。
俺もこんなかっこいい曲作りたいね。。
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箱根の森から (土曜日, 09 6月 2018 12:26)
めっちゃ好きです!!
スーパーカー好きにはたまらん!!