〜COOL&情景的ギタリスト〜
おはよう、こんにちは、こんばんは。
w-mのいしはまです。
本日は第3回目のレビューを行わせて頂きますネ。
仕事柄、文章を書いたりすることもないので進歩が遅いレビュー記事、初めていきます。
(Vol.3・・・2018/6/25)
Gimgigam氏。
ホームページに詳細プロフィールが載っているが、数々もの実績があるCOOLなアーティスト。
(写真もカッコイイですね)
ファンクやハウス、エレクトロを基調としたキャッチーな曲がほとんどである。
現在デジタルストリーミングでは2作品リリースされており、フランスのレーベルなどからもリリースしているようです(ブログ参照)。
「おしゃれ!」なんて一言で片付けるのは生ぬるい、とても多様性のあるアーティストさんだ。
かなりビビっときた曲がこれだったんよ。最近の曲かと思います。
俺も仮にも作る側の人間。聴いたときに「うわ!レベルたっか!」というのが正直な印象でした。
聞き込めばそのシンプルさ、無駄のなさに感心するのだが、一つ一つのサウンドの聞き心地がよく、とても丁寧なミックスがなされているように感じる。
スっと耳に入ってくるし、アンビエント要素もあってか心穏やかにさせられるね。
この動画のイメージが強いからか、俺の中でGimgigam氏は完全に森属性です。
めっちゃヒノキのいい匂いがするね。
この曲のメインメロディはフルート・・・でしょうかね?
ギターだったりエレピだったり、オブリガートがステキである。
冒頭でも触れたけれど、とても多様性があると思っている。
当然全部が森林サウンドなわけがない。
もう一曲紹介。
今度はクラビサウンドが印象的な曲。
イメージは人それぞれだが、俺の場合夜のネオンと夏の感じが頭に浮かぶなあ。
動画を見なくともクラブっぽさは伝わってくるでしょう。
インストゥルメンタルの楽曲って、どういうイメージで作ったか分からないものも結構ある。
Gimgigam氏の曲は分かりやすいと思っていて、タイトルと曲調が一致するものが多いので凄いなって思っている。
(Moonlight Night in a Bag、Ghost in the Sea、Neonなどの楽曲もそう)
それぞれ環境音やサウンドエフェクトが上手く活用されているなと感じる。
そしてどれも澄んだ空気が感じられるのが、この人の音楽性なのだと思う。
・・・でもホントはそれだけじゃないんだよね。
リリースされている2枚を聴けば世界観が伝わると思うが、SoundcloudやBandcampを覗いて見れば他にもっといろいろな音楽がリリースされている。
書ききれないけど、「え!こんな音楽もあるんだ!」って思うことは間違いない。
(ストリーミングでは2作品と書きましたが、Bandcampを覗くとかなりの数があるようです)
いや、マジで依頼とかあればそのイメージを突き破れるアーティストなんじゃないかな。
そういった意味で、ジャンルに収まらない多才な「作り手」だと思う。
数ある曲の中で、自分が一番惹かれたポイントを簡単に語りたい。
Gimgigam氏の多くの曲で、何が魅力的か。
ギターである(私見です)。
この方のルーツや得意とする楽器までは知らないが、「ああ、この人はギタリストだなあ」って感じたのも第一印象なんだよね。
いろんな曲調があるのにギターは欠かさず入っているし、さりげないけどギターリフが秀逸。
カッティングもいいサウンドであり、気持ちよく聞けるファンクっぽいノリはビートのせいだけじゃない。
個人的にはそちらにも耳を傾けてもらいたいのだ。
余談だが、ギターが売れなくなったり、どっかのミュージシャンが「ギターの時代は終わった」なんて言われる2018年現在。
こんなモダンな音楽に溶け込むサウンドたちを聴いて、ギターってまだまだ良い楽器だなってしみじみ思っている。
是非リリースされている2枚のEPだけでも、とても心地よい作品なので聴いてみてネ。
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